はじめまして!
『子ども虐待防止策イベント in 千葉 2021』発起人のわかうみ ゆうきです。
私は、虐待を受けてきました。
母(世間から見たら母と呼ばれる人)はヒステリックで、父(名前だけの父)は不干渉。
通わされてたスイミングスクールへの登校を拒否すると、母に玄関まで引きずられ怒鳴られる。スイミングスクールへ通わされる理由は、私のためだから。父の干渉は無し。
オモチャの片付けができないと母は怒鳴り散らし、オモチャをビニール袋に詰めて捨てようとする。
何故か母が泣き始めて家の外に出ると、父は私に「謝りに言ってこい」と言う。
謝ると母は、「ごめんね、ごめんね」とだけ言って家に戻る。
片付けをする理由は、「私のため」だから。
暴力的なコーチがいるサッカーチームに行きたくなくて家にこもっている時、母に勇気を出して「辞めたい」と伝えた。
すると、母は「途中で辞めるんじゃなくて、ゆうきには最後までやり通せる人になって欲しいのよ」と説得してくる。
「ああ、やりたくないことをやり抜くのが良いことなんだ!」
そう思わなければ、生きていけませんでした。
勿論、父は何も干渉せず。
学校でも、先生(と呼ばれている人々)から様々な虐待を受けてきました。
食べられないイカ飯を無理矢理食べさせられトイレで吐き、授業での教師の漢字の書き間違いを指摘すると怒鳴られ、先生は教室から出ていく。
勿論、すべて謝るのは生徒側。
生徒どうしで「先生がおかしい」と慰め合うこともありましたが、度重なる暴力を前にいつしか「ああ、すべて僕のせいなんだ!」と考えるように努力しました。
他にも色々ありますが、ここでは省略します。
「やりたくないことこそ、やらなければならない」
「全ては自分が悪い」
この思考が、私を何年も支配してきました。
ですが、それを虐待だと認識できたのはここ数年のこと。
「やりたくないことこそ、やらなければならない」「全ては自分が悪い」は、自分自身の性格だからしょうがない。
苦しんでるのも、自分が悪いんだ。
そう思い続けてきました。
「やりたくないことはしなくていい、やりたいことをしていいんだ」
「自分ではなく、社会がおかしいんだ」
そう思えるようになったのは、虐待とは何かを知ることができたからです。
自分がされてきたことは虐待であり、加害者である人々も被害者だという社会構造と向き合うことで、ようやく目が覚めてきました。
そして、この国では虐待を受けている人があまりにも多いことに愕然としています。
虐待だと知らずに虐待をする大人がいて(虐待だと知っていても虐待をしてしまう人もいるでしょう)、虐待された子どもを守る場所も足りない。
多くの子どもが私のような経験を今でもしていると想像すると、耐えられません。
私は、恐らく死ぬまでの60年近くを虐待の影に追っかけられながら生きていくでしょう。
けど、せめて子どもだけは、そんな思いをせずに生きて欲しいです。
子ども虐待防止策イベントとは、ライターの今一生さんが呼びかけて、2018年から全国各地で市民が開催しているイベントです。
① 虐待サバイバー当事者3人が、自分の被害を顔出しで語る
② 学会や省庁に忖度せず、子ども虐待に関する統計・法律を今一生が解説
③ 政治家を招いて、当事者が求める「新しい虐待防止策」を議論
私は、議員を巻き込んで活動することに大いに希望を感じています。
政策を議決するのは、政治家です。
私たち市民が政治家を直接動かさなければ、この社会は変わりません。
政治家には、市民の代表として市民の意見を聞き、政策を通して社会をより良くする責任があります。
特に、市長、県知事など、力がある人にはその責任が大きいと思っています。
私自身、まだ虐待についての知識が深くなく、政策として何が現実的なのかなどはわかりませんし、現場レベルでは何を求めているのかもわかりません。
だからこそ、千葉県でも『子ども虐待防止策イベント』を開催することで、子どもを守る力になれればと思っています。
現在、一緒に開催の運営をしてくれるボランティアスタッフを募集しています。
今年の10~12月の土日・祝日に、千葉市で開催する予定です。
私自身、どれだけできるか不安ではあります。
でも、やらないよりは、やる方が気が楽です。
① スタッフは全員、ボランティアです
② 活動にかかる交通費・打ち合せ飲食料・備品代などは、寄付を集めて調達するため、個人的な持ち出しは一切ありません
③ 学生の場合、就職面接の際にスタッフワークが有利に働きます
スタッフになる前に、下記リンクのスタッフ向け開催マニュアルを必ず読んでおいてください。
年齢・性別などは一切不問!
★スタッフの役割は、在宅でマイペースでできることがほとんど
★スタッフ間の打ち合わせは、LINEグループ通話がほとんど
興味のある方は、気軽に下記のアドレスまで連絡ください。
chiba1child2021@gmail.com
(発起人・わかうみ ゆうき)